かてなちお ― 「まもる」をテーマに生活情報から防犯情報まで紹介します。

Top > 集注力で、風邪を撃退!?

皆様、ご機嫌如何ですか?閂屋の北野邦彦です。今週は、台風がやってきたりと、天候が安定しませんでしたね。一雨ごとに、確実に寒さが増し、冬に向かっている気配です。そろそろ、冬物の衣服や、布団を出したりと、冬篭り(?)の準備ですね(笑)

冬になってくると、心配ごとがあります。もっとも身近で厄介なのが「風邪」ではないでしょうか?特に今冬はインフルエンザという厄介この上ない病気も蔓延しそうで、会社や学校は言うに及ばず、公共機関、個人とあらゆる対策、対処を練っておく必要があるでしょう。とにかく、本当に注意しましょう。

病は気から」という諺があり、医学的にも部分的に立証されているとか?皆様の周りにも、風邪一つ引かない方っていませんか?ああいう人を見てると、気の持ちようってなんとなく、理解できる感じが、しなくもないですが、ああいう人になれるか?と、聞かれたら、返答に困りますね。

気のもちよう」という言葉もあり、何がしか、心の持ちようというか、出来る事ってないのでしょうか?

今回のかてなちおは、やっかいな、風邪対策の話。風邪のシーズン、効果的な方法とは?を考えてみたいと思います。「疲労回復法ガイド:吉鶴亜紀子」さんのコラムを参考に、風邪に引きやすい環境とは?また、風邪にかかりにくい環境とは?を、考えてみたいと思います。

空気が乾燥し、風邪が蔓延する時期。よく「忙しい人ほど風邪をひかない」と言われますが、本当に忙しい人ほど風邪をひかないのでしょうか? 

■ 暇な時・忙しい時…風邪をひくのは、どちらでしょうか?

30代のビジネスパーソン男女300人を対象に、風邪を引くときに関する意識・実態の調査を行いました。その結果は以下の通りです。

●  風邪をひきやすいのはどんなとき?

「忙しいときに限って風邪を引く」   37,1%。
「時間が空き暇なときほど風邪を引く」 62,9%

やはり、「ほっ」として気が緩んでいるときほど風邪を引きやすく、忙しいときほど風邪は引きにくいようです。気の緩みとは違うのでしょうが、人心地、着いた刻って病魔がおそい易いのでしょうかね?あながち、こういったやや呪術的な考えにも、何がしかの根拠があるのでしょう。全てをまやかしとは、言えない感じがします。

次に、それぞれそう思う理由を聞いてみた、複数回答可の結果は?

●「忙しいときに限って風邪を引く」と思うのはなぜ?

「睡眠時間が少ない」       (83.5%)
「職場に風邪の人がいた」     (67.2%)
「疲れているとき」        (62.6%)
「運動不足」           (51.7%)
「あまり食事を取れなかった」   (46.1%)
「手洗いうがいをしなかった」   (42,0%)
「精神的ストレスで凹んでいるとき」(31.2%)
「その他」            (12.7%)

●「時間が空き暇なときほど風邪を引く」と思うのはなぜ?

「風邪を引いている人が近くにいた」 (74.2%)
「疲れているとき」         (72.1%)
「不規則な生活スタイル」      (69.2%)
「手洗いうがいをしなかった」    (57,5%)
「運動不足」            (56.0%)
「その他」             (23.7%)

回答結果だけを見ると、忙しい時の方が風邪にかかる確率というか、リスクが断然高いように思えます。体力的に弱る条件が揃う上、衛生状態もやや悪くなり、栄養摂取面でも、分が悪い感じです。つまり、忙しくなければ、風邪は引きにくいはず?では、なぜ「忙しいときに限って風邪を引」より「時間が空き、暇なときほど風邪を引いてしまう」のでしょうか?

■ 集中力をUPすれば、風邪を予防できる?

実は忙しいときの身体の状態は、肉体的、精神的に追い込まれ、集中力が非常に高まります。精神的に追い込まれ、集中力が高まることで、自律神経の交感神経が高まるのです。

自律神経とは、意識とは、無関係に自律的に働いている、神経のことです。「交感神経」と「副交感神経」の2つがあり、相反する働きをしています。自律神経は、外的環境の変化に応じて、絶えず変化し適応しています。

そして交感神経と副交感神経は、血液の循環もつかさどっているのです。

静止状態で交感神経が働くと、手足の末端以外の、身体の中心の血液循環が向上し、副交感神経が働くと、身体の末端の、血液循環が、向上します。そして、血液循環が向上すれば、免疫力はアップします。身体の中心部の血液循環を、高めるためには、集中力を上げて、身体の中心部の体温を上げることが、有効となります。

なるほど、追い込みですね。確かに、物凄く追い込まれていたら、瑣末な事より、目の前の事に善処し、対応しないといけない状態になります。ですから、風邪どころじゃないのでしょうね。こういう状態が続いて、一息つけた時が危なく、風邪引いてしまうのでしょうが(笑)トモかく循環としては・・・

忙しい → 集中力アップ → 交感神経が働く → 身体の中心部の血液循環向上 → 体温向上 → 免疫力アップ → 風邪(病気)になりにくい。

程よい、忙しさは、集中力を高めて、風邪の予防になるといえそうです。年末は、1年間の仕事の整理や大掃除、年賀ハガキを書くなどして、程よい忙しさで、集中力を高めて風邪を予防しましょう。もちろん、風邪の予防のオーソドックスな方法である 手洗い、うがいも忘れずに☆

と、締めくくられています。確かに、そうだと言えそうな循環であり、論理に思えます。ある度、負荷を掛けないと「伸び」がなくなるのと、似ていなくもないですね。好んで修羅場に行く必要はないでしょうが、そういった経験をされた方は、驚く程、強いのも事実です。

凡人の我々には、程々の負荷がお似合いですね。あまり、追い込まない程度に、負荷を掛けて活きていきましょうね☆

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