かてなちお ― 「まもる」をテーマに生活情報から防犯情報まで紹介します。

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皆様、ご機嫌いかがですか?閂屋の北野です。9月1日は「防災の日」だったとご存知ですか?“災害への備えを怠らないように”との戒めを込めて1960年に制定されました。この頃に台風が来ることも由来の一つとなっています。

制定の前年(1959年)には伊勢湾台風が襲来しています。かつて9月1日の行事は関東大震災犠牲者の慰霊祭が中心でしたが「防災の日」となってからは全国各地で防災訓練が行われるように、なっていて、思っている以上に由緒ある”日”なんです。

最近は「東海沖地震」が起きるのか?と、思われる程、小刻みに地震が起こりますし、何かと心許無い感じがして、防災の備えって大事なんだろうな~と、誰もが意識しているのではないでしょうか?とはいえ、問題なのが「具体的に何をしたら」と思われます。

モノの本や、報道などで、リッキュサックに防災用品を入れて保存するや、非常食を数日分、用意しておくとなっていますが、実際にそれをやっている方は、そんなにいないのではないでしょうか?

震災は、実際に体験しないと、その脅威も具体的に分からないし、想像するだと言われても、実際には・・というのが正直な意見だと思えます(笑)

これでは、ここで話も終わってしまうので、もう少し続けますね(笑)では、具体的に誰もが”出来る”防災とはなんでしょうか?それは「意識」です。

今回のかてなちおは「防災の意識」に触れてみたいと思います。といって説教臭くもなく、ごくごく、簡単な話となりそうです。では、どんな意識が皆様の生命、財産を守り、家族の安心に繋がるのでしょうか?続けてみます。

阪神大震災」の被災経験者のほとんどは、こう語っています。

備えで、まず大切なのは、心構え

この言葉には、震災に対して、具体的な行動と、様々な準備をさすのですが、それ以上に大事な心構えは「希望」だと言えます。


これは「活きるんだ」という意志の支えとなるモノ、と、なるでしょうか?紙一重で活きる側に”残る”人は大抵こうした、意識の高い、明確に持っている人なのは、想像にがたくないです。

作家の「大藪春彦」氏の小説の中で、米軍のサバイバルキットを、渡された主人公が装備をチェックした際、その中に”コンドーム”を見つけます。意外に思うのですが、確かに雨露を貯めるサックにもなります。口も縛れますし、漏れる事もありません(笑)

それ、以上に主人公(つまり、大藪さんが)感心したのが、最悪の事態の際、コンドームを目にする事により、自然、わいて来る感情「生への欲求」を引き起こす事だと、意見を述べられていますが、確かに即物的で分かり易い、活きる支えとなりえるものですね(笑)

では、我々が出来るごく、簡単な意識と支えとなるものはなでしょうか?

1:災害時、どこへ、どのように避難するかの確認。

皆様の地域にも自治体指定の避難場所があると思いますが、まず、ご家族でそこを事前に確認しておいて下さい。つまり、家族皆で、足を運びます。すると、色々なモノがあったり、意外と広い、狭いと具体的な事が分かり、想像、意識がとてもしやすくなります。これが「どこへ」です。

その上で避難場所のどこに集まるのかを、決めればいいでしょう。パニックの時は、落ち着きなどなく、誰も彼も慌てふためいているものです。ですから、皆様が””で事前に確認していれば「あそこに行けば、家族に会える」と確証に近い感覚で、迷う事なく、その場所にたどり着けるでしょう。それが「どのように」です。

2:具体的な場所を特定する。

避難指定場所は、混雑が予想されます。ですから、近所の最寄の場所や、避難指定場所に近い所を家族の避難場所にするのもいい考えです。例えば避難指定場所の近くの公園の鉄棒の前といった具合に。これも、事前確認は足を運んで下さいね。くどいようですが、目にした所は意識しやすいですから。

こうしておけば、万が一の際、すぐに見つからなくても「伝言」が残せますから。また、自宅から避難場所まで最短ルートを選びがちですが、途中にブロック塀や崩壊すると危険な建物なども、調べておいて下さい。遠回りでも安全と思われるコースを選択して下さい。散歩がてらに家族で歩けば、いい””を見つけれますので(笑)

補足としてお子様の学校、ご主人・夫人の会社などに別々に迎えに行く事も想定して、それぞれの場所に足を運んで下見しておいて下さい。歩く事で、分かる事は多々あります。何気なく、近所を散歩していても「あれ、こんなのあった?」という経験は皆さんおありでしょう?同じなんです(笑)

3:お守りの作成。

1~2をまとめ、紙に書いて家族で各人一枚づつ、持っておきましょう。これが「お守り」です。こうしておけば万が一、家族が離れ離れになっても、お守りを見る事で「必ず会える」と心強く思える”ようにする”心の支えとなるモノなんです。それが「希望」につながってくるのではないでしょうか。

足を運ぶ以外は、簡単でしょう?運動不足を意識されている方は、いい機会です。運動がてら、行って下さい(笑)そして、お守り作成は、難しくないので、是非、今週末にでも、作って下さい。簡単で費用も掛からない、命の、希望の支えです。NHKみたいですね(笑)ともかく「絶望は愚者の結論」と覚えて下さったら、幸いです。

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