かてなちお ― 「まもる」をテーマに生活情報から防犯情報まで紹介します。

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皆様、ご機嫌如何ですか?閂屋の北野邦彦です。各地で、梅雨明け宣言が出て、本格的な、夏到来の時期となりました。夏、といえば夏休み。大人の楽しみというよりは、子供の楽しみなのですが(笑)

1:鉄腕アトム
2:巨人の星
3:まんが日本昔はなし
4:ジャングル大帝
5:鉄人28号
6:宇宙戦艦ヤマト
7:エイトマン
8:あしたのジョー
9:オバケのQ太郎
10:ルパン三世

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朝日新聞のサイト「アスパラクラブ」が実施した「もう一度みたい昭和のアニメ、ベスト10」の結果です。3825人の投票で、50代が最も多いという結果です。朝日は高年齢者に人気がある(?)からでしょうか、アニメ創世記の作品が上位を占めている感じがします(笑)因みに、11~20位は以下の通りです。

11:アルプスの少女ハイジ 12:ムーミン 13:サイボーグ009 14:魔法使いサリー 15:となりのトトロ 16:おそ松くん 17:妖怪人間ベム 18:狼少年ケン 19:ゲゲゲの鬼太郎 20:銀河鉄道999

個人的にはタイガーマスクやゲッターロボ、ガンダムが入っていないなど、些か、不満な点も多々ありますが、投票最大世代を見ると、致し方ないのかな?とも、思えます。今回のかてなちおは、この結果を踏まえて、かてなちお的に思う事を述べてみたいと思います。

昔の作品は朴訥で、真っ直ぐな表現が多い反面「スジ」というか「芯」が通っていた作品が多かったように思えます。大人が見る作品でしたら、多少、入り込んだ作品でなければ、面白みに欠けますが、純真な子供が見るなら、やはり昭和アニメのような真っ直ぐさが要ると思うんです。

現代の子供達と接していると、すぐ、諦める、協調性の欠如が顕著なんですね~少子化、過保護、様々あるでしょうが、子供が観る作品の影響が大きいかな?と、思えます。

と、いうのは昨今の作品には「努力・手助け」の欠片も見当たらないからです。昔の作品は強くなるには仲間との「特訓」が要素となっていました。昨今は「そういう産まれだった。アイテムが良くなる」典型的な二極化である「持つ者、持たざる者」の話になっています。

シニカルに観れば、それが社会だったりするのですが、ご本人の切磋琢磨によって壁を乗り越える方が、多々いらっしゃるのも事実です。昭和アニメには、そういった要素が多々ありますし、道徳的観念は明らかに、現代の作品を越えています。そういった点も含めて、あらたに、昭和アニメの魅力に触れて頂ければ、幸いです。

ランキングで、3位になっている「日本昔はなし」。私が幼かった頃、これに近い「まんが世界昔ばなし」「カルピス世界名作劇場」等々、放映されていました。今、観ても、実に味わい深い話が、多々ありますが、本や物語はある年齢で触れる事に価値がある作品が、多々あります。世界に四方やある「昔はなし」はその典型でしょう。”活きる”という根本が、そこには、在るように思えます。

私は「まんが世界昔ばなし」が好きでした。小学校1、2年の頃「アレキサンダー大王」を知り、若くして大王と呼ばれた男に興味を持っったり、やってる事が危な過ぎて怖くなりましたが、勇気のある人だな~と思った「ガンジー」。知恵があれば、なんとかなるという”機知”とはなんぞや?を教えてくれた「アルキメデス」と”恩人”は子供の頃の彼等だったりします。前提として”知って”いなければなりませんが・・・

興味を持つ=知る事、ではないでしょうか?たとえ、子供でも、同じ日本人として「かさ地蔵」の話が通じないのは悲し過ぎます(笑)民間TVでは視聴率を取れない番組は、制作されないと聞きます。我々は資本主義の国に暮らすのですから、それも致し方ないでしょう。

では、国営放送局が、なぜ、こういった作品を放映しないのか?甚だ、疑問です。美しい国づくりも、アニメ好きの首相も、こういったかたちでの”貢献”はありではないでしょうか?個人的には、大河ドラマ並に放映を続けて欲しいと、願っています。

2、8番は「スポ根」の王道。どちらも原作「梶原一騎」というのが”ミソ”です。特に巨人の星は「吉川英二/宮本武蔵」を上手にアレンジし、一級のエンターテメント作品に仕上げています。先に挙げた、努力=才能を開花させるの図式が、きっちり収まっていて、諦めない事の大事さ「とうちゃんは、日本一の土方です」と言い切った星雄馬の父親、家族に対する尊敬と、家族愛。う~ん、燃えてきたぜ!

人間としての活力が低くなった現代、活力旺盛だった昭和の日本人を知るのは、大事ではないでしょうか?ただ、TBS話題のドラマ「官僚たちのなつ」も同じく、昭和という時代は、素直に信じれる「夢」を形に変える、気概がありました。しかしバブル崩壊後、大きく様変わりした社会は信用、夢といったモノは儚く「エバンゲリオン」に代表されるように”後ろ向き”で暗い作品が主流となって行ったように思えます。

そうなったのは身勝手な大人が原因でしょう。国体を預かる者が、己が勢力を維持する為だけに、法律を使い、そこに暮らす者を無視するような世の中では、健全性は保てないでしょう。彼らは「政権が取れないと実施できない」というでしょうし、一理あります。

これが出来たらあれをやりますと言って、そうしてくれた人が、我々の周りにいるでしょうか?どんなに辛くても、苦しくても、手助けする気持ちがある人は、労を惜しまぬモノですが・・・この辺りが、昭和と平成の決定的な違いです。

どういった人になって欲しいか?と考えたた時、やっぱり努力して這い上がり、周りへの配慮を忘れない人になって欲しいのではないでしょうか?そう考えた時、昭和アニメの持つ、力、主題が大変、魅力的に感じられます。ベスト10にも挙がっていますが、個性的にアニメを表現していいと、考えた「ルパン三世」米人にも負けない、ニッポンバンザイ作品「宇宙戦艦ヤマト」個性が光ます。無個性といわれる現代人は見習うべき作品ではないでしょうか?

妖怪人間ベムの異様な迫力は”恐れ”を教えてくれます。怖いモノを知るのも大事なんです。一度、怖い目に合わないと、態度、口の利き方が分からないでしょう?ゆえに、昨今の人はぞんざいな口の利き方をするのではないか?と、思っています。009の悲運と博愛、石ノ森作品、独自の、悲壮美が光ります。少年から大人へ銀河鉄道と、やっぱり子供に観て欲しい作品は多々ありますね。個人的には「紅三四郎」が好きですが(笑)

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好きなジャンルなんで、書きたい事は多々ありますが、今回はこの辺りで。皆様に昭和アニメの力と魅力を少しでも、ご理解頂けたら、嬉しく思います☆。こういった作品が皆様の生活を守るのにどうつながるか?少し、考えて頂ければ、幸いです。

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