かてなちお ― 「まもる」をテーマに生活情報から防犯情報まで紹介します。

Top > 歳末に向けて「進化」する??

皆様、ご機嫌如何ですか?閂屋の北野邦彦です。すっかり、秋も深まり冬に向かう気配が漂う時期になって
きましたね?クリスマスに正月と楽しい事柄が多い「歳末」に向けて、色々準備を始め出されていると思い
ます。

いやな話ですが、歳末に向けて「犯罪」が多発します。特に「窃盗・侵入盗」は劇的に増えていきます。誠
に困ったものですが、やっぱり、何がしかの対策は必要でしょう。お困り、ご相談は是非とも「閂屋」に!
と、宣伝に走ってしまいそうですが(笑)先日、新聞のコラム「今さら聞けない」にいい記事が掲載されて
いました。

進化する「鍵」」という見出しで、おおよその鍵の移り変わりと、最新の鍵を紹介していました。大変、
よくまとまっていましたので、今回のかてなちおは、その記事を抜粋してご紹介したいと思います。それが、
皆様の生命・財産を守る一助になれば、幸いです。皆様が思われている以上に、変化し進化していますよ☆

」を大きく分けると2つに分かれます。

■ アナログ式(鍵穴に差し込む)
■ 電気信号式(電気信号で操作する)

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アナログ式は、長年親しまれた鍵で、紀元前2千年頃のエジプトの神殿の壁画にも描かる程、我々と長い付き合いがあります。裏返せば、その頃から犯罪はあったという事なんですが(笑)アナログ式鍵の原理はこの
時代から変わらず、停電・災害時にも強く、安定度はピカ一と云えるでしょう。

昨今は「見えない部分」の進化が凄まじく、安定感を維持しつつ、防御力も増している印象です。頼もしい!!こうしたアナログ式鍵がなくなる事は、ないでしょう。

電気信号式は「デジタル式」とも云われ、今日の科学の発展に応じた進化を続けています。特に「生体認証
ICチップ」を使った認証システムが特徴で、最大の「特色」は「便利さ」です。では、どう便利で安全な
のかを少し、掘り下げて、説明すると・・

■ 生体認証
最大の特徴は「複写不可能」です。人体の、個人特有なモノを「鍵」とし「指紋・網膜」が代表です。つまり
鍵の紛失・盗難という事にはならない上、生体を登録した人物しか開ける事が出来ない仕組みです。もし、指
を切ったり、目を抉ったりして認証部分のセンサーにかざしても、人から出ている微弱な「電流」を感知しない
ため、開ける事は出来ないよう作られています。SF映画みたいで、怖いすね(笑)

そういった事がどう「便利」なのか?と想われたかと、思います。「開け閉め」はセンサー部分に指や網膜を
「かざす」だけ。じつに、カンタンです!という事は、買い物等、手がふさがった状態でも、開け閉めを簡単
に行えるという、便利さがあり、アナログ式とは、一味違うわけです(笑)

最近は「携帯電話やカード」に「ICチップ」を埋め込み、かざすだけで鍵を開けるタイプのものも登場して
いて、益々、便利になってる印象があります。デジタル式全般の欠点は、停電・災害時に弱い事です。電気が
なければ”うごかない”からです。閂屋をでは「電池内臓式」でそれらに、対応しています。あと、個人的な
意見ですが、携帯・カード式は大変優れていますが、万が一、紛失の際は、どうにもならないという欠点があ
ります。特に、携帯とかは”イタい”でしょうね~(笑)

防犯性の高い鍵を認定する制度もあります。「ピッキング・鍵穴破壊」に5分以上、耐える性能がある鍵を、
CP認定鍵」として「財団法人全国防犯協会連合会」が公表していますhttp://www.bohan.or.jp/index2.htm

現在、約5千万戸の既存住宅への普及率は1割程度と低く、こういったモノの普及にはまだまだ、時間がかかるかな?といった印象です。我々も、現場に赴き、実際に見てもらうと大変、好印象なのですが「電子錠」といっても、まだまだ、馴染が薄く、理解されていないというのが、正直なところです。我々は「電化製品」のように便利で安全な電子錠の普及に努めたいと、意思をもってサイトを運営しているのですよ~(笑)

そういった「部分」が皆様に伝わっていれば、幸いです。アナログ、電気式とありますが、どれが優れていると
いうのは、ありません。どちらにも利点、欠点がありますから。何にせよ、お家をしっかり守るために、皆様の
意識が高まれば、嬉しい限りと想っています。キレイに”おちた”ところで、ご免あそばせ~☆

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