かてなちお ― 「まもる」をテーマに生活情報から防犯情報まで紹介します。

Top > 「60年」に一度のみちびき・・・(2)

皆様、ご機嫌如何ですか?閂屋の北野邦彦です。世の中全般に、不安定な感じですね。北海道稚内市で115年ぶりに8月22日の最低気温更新=1.5度を記録しました!なんでも、1893年に帯広市で記録された2.1度を下回り、観測史上最低記録を115年ぶりに更新し、本来であれば、10月下旬の冷え込みに相当するといいます。

9月4日の記事では、太陽の黒点が約100年ぶりにゼロになった!と、伝えています。黒点は11年ごとに活動がゆっくりになり、数もゼロに等しいレベルまで落ちていくとのこと。しかし、通常はすばやく活動サイクルが元に戻るため、あまり問題にならないそうです。しかし今年に入ってから最初の7ヶ月はなんと黒点の平均数がわずか3つしかない状態が続き、8月にはついにゼロになりました。

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太陽の黒点のデータは1749年からずっと集められており、前回、同じように黒点が全くなくなったのは、1913年の6月。「第一次世界大戦」は1914年6月28日、ボスニアでサラエボ事件発生がきっかけとなっており、一抹の嫌な予感があります・・

黒点数の減少により、太陽磁気圏の減少は、地球の雲の編成に影響し、気候にも影響を与え、気温が低下する可能性があります。大戦中に「スペイン風邪」が世界的に猛威をふるい、戦没者を上回る数の病没者を出しているのも気掛かりです・・

稚内の気温低下と関わりがある?とも思えますが、磁場の影響から、地球環境に大きな影響を与えるのは確実ではないでしょうか。大自然の変化に比べれば、政界再編など些細な事かもしれませんね(笑)こちらは、雨後の筍、日々、新たな候補者が出ています。どうも、様々な候補者の「公約」の内”うけ”のいいのを選び、最終的に自民代表がそれらを”一本化”して解散総選挙を狙っている?ように思えますね~

我々は”踊らされない”ようにしましょう。政界自体も「会議は踊る、されど動かず」となるでしょうが、それでは本当に困るんですけど(笑)メッテルニヒ級の政治家が欲しい時節です。

60年に一度のみちびき」の続きを書こうと思いつつ、人災、天災と、警戒しなければならない事態が続出しました。出雲大社の厳粛な静寂が、換えがたい貴重な経験に思えます。不安定で騒乱に満ちた”今”と比べたら尚更です(笑)今回は、あの「侘び」た佇まいを再度、お伝えする事で、皆様の心の平安に繋がればと思います。因みに「侘び」は

正直につつしみ、おごらぬ様

という意味です。世の中全てそう”あって”欲しいものですね~

60年ぶりの拝観に合わせたわけではないでしょうが、出雲大社では、ここ数年「発見」が続いています。

雲太、和二、京三」こと「出雲太郎、大和二郎、京都三郎」で「一番出雲大社、二番東大寺大仏、三番京太極殿」を意味し、平安時代の書物「口遊」に記載さえ親しまれてきました。記録によると平安時代の出雲大社はなんと、全長48㍍あったと伝えられています。現代のビルおよそ15階に相当します。ちょっと信じられない高さの上、当時の技術で可能だったのか?と、長らく疑われていました。

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ところが、2004年4月、境内から古代末頃の巨大な柱が発見されました。「金輪御造営差図」とは、古代出雲大社の建築平面図として伝わってきたものでして、柱の太さが1丈(3m)もあるのです。9本描かれている柱のそれぞれは、3本の木を金輪(鉄の輪)で1つにたばねてあるのです。さらに驚くのが前面に出ている階段です。「引橋長一町」とあります。1町とは約109mです。下の写真が図と見つかった「御柱」で、復元すると写真のように華麗にして荘厳な神社となります。

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現在、残っていれば間違いなく世界文化遺産だった事でしょう。出雲大社近くの「島根県立古代出雲歴史博物館」に御柱10/1に復元された古出雲大社が展示されています。檜を使った立派な模型です。http://www.izm.ed.jp/

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大変清潔で、職員の方の対応も親切で非常によくできた博物館でした。とても”県営”とは思えません!親友もしきりに感心していました。近くに行かれた際には、是非、立ち寄って下さい。かてなちおからのお勧めです(笑)ついでにいえば「島根ワイナリー」でしょうか?島根ワインが売っています。島根の広報サイトみたいですね(笑)

観光も済ませて、当日最終組の本殿参拝へ向かいました。夕闇と残光の中、なかなか神秘的な雰囲気が醸し出されていて、真昼間の拝観より情緒があったと思います。本殿内部は”造り立て”のようでして酸化や劣化の跡は、殆ど見られません。天皇陛下ですら内部に入れないのですから、滅多に扉が開かれないからでしょう。その中でも一際目立つのが天井に描かれた「八雲之図」です。

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延享元(1744)年に絵師、竹内随流斎甫が描き、紫や赤等、10色余りの彩色を施した天井画です。なぜか7雲しかなく上段に2雲、下段に5雲。一番大きな長さ5,2㍍の雲は「心の雲」と呼ばれ、唯一、黒雲をはらみ、ここに「心入れ」という秘儀を行って天下太平、国土安穏などを祈願したとされます。東向きの6雲に対して西向きの「逆行の雲」が1つ。

本来この絵がいつ書かれたものなのかは、分かっていないらしく「」なのに「」雲となっているのは、神主の説明によれば、昔の人は「完全」なものを嫌ったからといいます。つまり、完全にしてしまうと”それ以上”が求められない、精進・努力が活きる上には必要だと諭しているといいます。清少納言の「枕草子」に書かれている精神と、似た所があります。私は、こうした体験自体が「いとおかし」なんですよ(笑)

また、幸いな事に当日最終組だったので、大社の方から「ごゆっくり拝観なさって下さい」と格別の配慮を下さり、急かされる事なく、ゆったり見学出来ました。三度程、大社を訪れていますが、今、思い出してもあそこに”いた”というのが不思議です。外から眺めていても、この世というより、あの世を連想させられましたが、白石がまかれた結界内は地に足がつかないというか、別の世界のようでした。なんとなく、音がしないのです。う~ん、臨死体験かしらん(笑)

予定より、やや遅れていった結果、最終組でゆっくり廻らせて頂いたり、6時間も空きが出来たので周辺を余裕を持って巡らせてもらった事で、博物館にいけたりと「」がよかったのでしょうね。それもこれも「導かれた佳き「」」だったからではないでしょうか?精進・努力は活きる上で必要ですが、時にそれだけではどうにも成らない「流れ」があったりします。

そういった時には導きに身を任せ「委ね」てみるのも、大事な事なのではないでしょうか?拝観を終えてそういった事を強く感じました。その上で「侘び」の精神さえ忘れず、心配りしながら活きていけば安全に過ごせるように思えます。生活を守る「基本」ですね☆

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