かてなちお ― 「まもる」をテーマに生活情報から防犯情報まで紹介します。

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皆様、ご機嫌如何ですか?閂屋の北野邦彦です。「いや~映画って本当にいいですね~」とえいば、先日亡くなった水野晴郎さんの名セリフでして、ビデオもDVDも無かった時代「水曜ロードショー・日曜洋画劇場」は楽しみの一つでした。って、歳がバレそうですね(笑)

私、北野は大変、映画が好きでして今でも月に3~5本程度は観てると思います。ちょっとした評論家なんです(笑)そんな私を刺激する「米エンターテインメント・ウィークリー誌が、ここ25年間に公開された映画の中から新たなクラシック映画を選定する「ニュームービークラシック・トップ25」を発表しました。

何もかも懐かしい」は「宇宙戦艦ヤマト/沖田艦長」がイスカンダルから地球に帰還した際に発した名セリフですが、25年となると同じような感慨に駆られます。勿論、人それぞれの25作があるでしょう。因みに「これまでに見た中でもっとも好きなアニメ作品」では

男性:1)機動戦士ガンダム・シリーズ 2)ドラゴンボール 3)サザエさん
女性:1)となりのトトロ 2)サザエさん 3)風の谷のナウシカ

となります。語りたい!ですが、逸脱しそうなので、いずれかの機会に。「伝説巨人イデオン」がないな?とヤバい感じでしょう?(笑)

今回は、息抜きで「映画」を語ってみたいと思います。ご存知の方もいらっしゃるでしょうが「映画と政治」の間には、密接な関係があり「世論」をつくる。つまり、流行作の傾向を追うと、どういった世の中の流れになるか?結構、分かります。

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生活を「守る」にはかなり打って付けの話といえますね。そうした映画史(?)も含めてご紹介したいと思います。皆さんは、パッと25作浮かびましたか?結構な数ですね(笑)

1位 「パルプ・フィクション」(94)
2位 「ロード・オブ・ザ・リング」3部作(01-03)
3位 「タイタニック」(97)
4位 「ブルー・ベルベット」(86)
5位 「トイ・ストーリー」(95)
6位 「プライベート・ライアン」(98)
7位 「ハンナとその姉妹」(86)
8位 「羊たちの沈黙」(91)
9位 「ダイ・ハード」(88)
10位 「ムーラン・ルージュ」(01)
11位 「スパイナルタップ」(84)
12位 「マトリックス」(99)
13位 「グッドフェローズ」(90)
14位 「クラム」(95)
15位 「シザーハンズ」(90)
16位 「ブギー・ナイツ」(97)
17位 「ザ・エージェント」(96)
18位 「ドゥ・ザ・ライト・シング」(89)
19位 「007/カジノ・ロワイヤル」(06)
20位 「ライオン・キング」(94)
21位 「シンドラーのリスト」(93)
22位 「天才マックスの世界」(98)
23位 「メメント」(01)
24位 「眺めのいい部屋」(86)
25位 「シュレック」(01)

う~ん、壮観ですね!この中で「1・6・13・16・19位」が好きな作品です。パルプ・フィクションは劇場で観た時、正直、そう面白いとは思わなかったのですが、見返す度に面白いというか見入ってしまう”深み”のある映画と思えます。プライベート・ライアンはお勧めですね。13位は「カジノ」の方が?と思います。19位007/カジノ・ロワイヤル、長年続いたボンド作品の概念を変えた名作と思います。語りつくせないですね~☆

私個人は「1位ゴットファザー 2位2001年宇宙の旅 3位仁義なき戦い」となるのですが、25年以上前の
作品ばかりです(笑)最近の邦画「壬生義士伝」などはかなりの良作。是非、家族で観て欲しいですし、良作は沢山あります。これも、語ればきりがありません(笑)

人々に夢と希望を与える映画ですが、映画産業成立の話は少々、きな臭い話なんです。要するに大変優れ
た「プロバダンダ=特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する国策宣伝」という側面です・・

1936年に行われた「ベルリン・オリンピック」を映画フィルムに収め第三帝国の確立を祝う決定的瞬間をフィルムの全編を通じて、余すところなく描かれたこの映画の大衆煽動の技術は、後年世界中の多くの映画監督に模倣されるほど、高度に磨かれた作品でした。つまりは「ナチスの行動は正義だ!」という、訴えの手段です。これが”今日的”映画の曙です。

同時期に「反ユダヤ」として、アウシュビッツに代表される、弾圧と虐殺が始まりました。ドイツ国内は云うに及ばず、ポーランドなどに代表される東欧諸国です。これを嫌った多くのユダヤ人達は、アメリカに避難します。このスタッフを集めて、「反・ナチス」として、結成された集団が、後の「ハリウッド」を造り上げます。先の25作に代表される映画の標準を”造る”機関となっています。もう、一例挙げると・・

日本は「満州帝国」を造り上げた際、最初に設立した会社が「満州映画会社」です。目的は、云うまでも無い
でしょう。為政者の考える事は東西問わず、差して変わりませんね~さて、今日もこの”名残”は残っていま
す。自己正当化の手段として、或いは大衆を一方向に導く手段として・・・

2001年9月11日「9・11テロ」の前、映画「13デイズ(2001/1公開)パールハーバー(2001/5月公開)」が公開されました。歴史上「本土決戦」つまり、侵略して来た他国と、自国での戦争を体験していない国家はアメリカだけです。侵略され”かけた”事件はあります。1962年、ケネデイ大統領時代の「キューバ危機」と1941年「太平洋戦争」のきっかけとなる「真珠湾攻撃」の2つです。

2001年当時、アメリカは多層的な「ミサイル防衛構想」配備したかったのですが、成果も振るわず、莫大な金額が掛かるため、見送られていました。かつてあった脅威の宣伝で人々の「意識」を促し、実際の事件が起こり一気に承認されました。この「システム」を作成した企業は莫大な利益を手にした事でしょう。

日本では、1998年8月のテポドン発射以来「北朝鮮」の弾道ミサイル開発を日本の安全保障の脅威とみなしその動きに注視。このため、米国のミサイル防衛計画の進行を鑑みて、小泉純一郎内閣は2003年12月の安全保障会議および臨時閣議によって「日本版弾道ミサイル防衛」のシステム導入を決定。

同時に福田康夫官房長官(当時)が周辺国に脅威を与えるものではないことを旨とした補助的な談話を公表しています。歴史は、続いていくものです・・・

因みに平成17年度予算では、約1198億円の予算を計上しています。途方もない税金が使われているのです。これだけの予算があれば福祉政策は相当、充実するでしょう(笑)勿論、国の安全と平和を守るために装備は必要ですがこれ程、必要なのでしょうか?

また、北朝鮮に「核爆弾」を持たせたくないとしながら「原発開」に日本・韓国・米国が力を貸すとしています。原発の核をミサイルに搭載すれば、立派な核兵器です。おかしな話です(苦笑)

悲しい話なのですが「映画」にはこうした「政策」をより、有利に進めるための「宣伝」として利用されます。心
温まる映画も「○○叩き」の宣伝である場合もあります。歴史的事件を映画で再現。よくある映画ですが、そこには、どこか「脚色」されたがあります。これをどう”観る”かで、今後の世界情勢が理解出来るようになっているのです。

とはいえ、映画は人類が創り出した最大の「娯楽」でしょう。素直に楽しめる、希望や勇気が湧く良作も多々あります。お家で映画鑑賞もいいですが、たまには劇場に足を運ばれてもいいのではないでしょうか。少なくとも、私にとって劇場は「シアター・オブ・ドリーム(夢の劇場)」なんです☆

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