かてなちお ― 「まもる」をテーマに生活情報から防犯情報まで紹介します。

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皆様、ご機嫌如何ですか?閂屋の北野邦彦です。いや~ガソリン高くなりましたね?連休前のガススタ渋滞が懐かしい(笑)おまけに、食品も高騰の様子。この先、大丈夫かな?と思いませんか?思っていらっしゃらない方は、おられないと思っているのですが・・・(汗)



富める国と富まざる国」は、昨今の「格差」ではなく、国土そのものの豊かさといいましょうか、米国や欧州の穀倉地帯などを見ると、見渡す限りの○○畑という景色が多々あり、豊かさを実感できます。勿論、わが国だって地方に行けば地味豊かな風土があるのですが、スケール、要するに大きさが明らかに違うな~と感じます。



そんな日本に、大きな土壌があるのでしょうか?あります!それは「」です。日本は人口規模では世界第10位で、国土面積は、世界第61位と、平均以下ですが、支配権が及ぶ海洋面積では6位なんです!日本は海洋国家としては大国なんです。漁場としては、北海周辺からアイスランド周辺にかけての水域、及びアメリカ大陸北西大西洋岸とともに世界3大漁場の1つともなっています。おお~豊かになれるじゃないですか?そうなんですよね(笑)



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また、海底資源の点でも、メタンハイドレードなど多くの潜在的な可能性を秘めています。「メタンハイドレー」は折につれて触れます。石油に変わりえる凄い資源なんです。東シナ海ガス田開発と、自国の利益だけでなく、世界の資源問題の解決にも寄与することも可能なんです。道路財源も結構ですが、我が国の「」の開発にも力を入れて、先見の明をもって頂きたいと思っています。



2025年には、日本が資源大国になるかもしれない!?そんな計画が発表されています。その名も「アポロ&ポセイドン構想2025」。太陽神と海神(ギリシャ神話)の名を冠した、一体どういった計画なんでしょう?大変、興味深い話です。今回は暗い話題の多いエネルギー関連の話題ではなく、前向きで壮大なアポロ&ポセイドン構想2025に触れ、生活を守るという、かてなちお観点で語ってみたいと思います。




三菱総合研究所・科学技術部門統括室参与としてこのプロジェクトを研究している香取義重さんは、語っておられます。



計画の軸になるのは、日本海でホンダワラという海藻を養殖し、そこから産業資源となるエタノールやウランなどを取り出そうという計画です。これは計算上の数字ですが、6500万トンのホンダワラを養殖することで、年間2000万キロリットルのバイオエタノール、さらには国内の原発で使用する量の4割にも及ぶ1950トンのウランを回収することができると推測しています。



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海藻からエタノールやウランが取れるんですね。海藻は90%が水分でできていますが、その水分を抜けば十分に高エネルギーなのだとか。そして、海藻には海水中の金属元素を濃縮する働きがあり、海水中に漂うウランを海藻に濃縮させてそれを取り出す、という計画だそうです。



バイオエタノール(Bioethanol)」は、産業資源としてのバイオマスから生成されるエタノールを指し、一般には内燃機関の燃料としての利用を意識した用語です。糖質原料にサトウキビ 、モラセス、甜菜 があり、ンプン質原料にトウモロコシ 、ソルガム(モロコシ、こうりゃん)、ジャガイモ 、サツマイモ、麦 が挙げられます。これらの原料は、使用価値の低い物から燃料を作ることができるという利点がありますが”食料”を燃料としているので、昨今の穀物高騰の理由ともなっている上、穀倉地帯が自然災害に合えば、更なる食糧不足を招くであろうという問題も抱えています。



エコ=地球に優しい」というイメージはありますが、単純に割り切れない問題を抱えていると思っています。本来、人や家畜に回る食料が燃料になるという事は、確実にどこかで飢えを招くという事なんです。先日、台風の被害にあったミヤンマー。御悔みを申し上げると共にいち早い回復を望みますが、今年のミヤンマーの農作物は壊滅的な打撃を受ける事でしょう。そうなると食料輸入に頼る事になります。



穀物が燃料に回るという事は、食料分が確実に減ってしまいます。つまり”残り”の食料は入札によって高値を付けた国に売られます。そしてお金のない国は、食料が買えない事になるのです。バイオ燃料を買うより、化石燃料を買った方が、よほど”優しい”行為となるわけです。原子力はエコですと殆ど同じ理屈です。こうした問題は感性で捉えるのではなく、広い視野で捉えないといけないと思えます。



耕す国土のない国、日本。故に、海洋を使うという発想がうまれたのでしょう。香取さんは、こう語ります。



現在、アメリカなどではトウモロコシやサトウキビを原料にエタノールを取り出す事業が実用化されています。ですが、広い平地をもたない日本ではその方法は難しいのです。ならば海を使えばいい。“日本には資源がない”とよくいわれますが、知恵を使うことで、日本は資源大国になれる可能性を秘めているのです。



地球の表面の約70%が海だということを考えると、陸でなく海を利用するこの計画は、とても有益に思えます。そして四方を海に囲まれた日本ならなおのこと。おまけに食料等の犠牲がほとんどないのが、素晴らしいです。では、実現に向けてどう動いているのでしょうか?

 

あまり近視眼的にならず、大きな視点で計画を進めることが大事だと思います。この『アポロ&ポセイドン構』という名前の“ポセイドン”は『海の力』“アポロ”は『太陽の力』とアメリカの“アポロ計画”にちなんでいます。アポロ計画が“ジェミニ計画”や“マーキュリー計画”という段階を踏んで実現されたように『アポロ&ポセイドン計画』も段階を踏みながら2025年までに実現したいと、がんばっているところです(笑)

 

と、お答えになっていらっしゃいます。独自のコンセプトを日本で立案し、構想を繰り返しブラッシュアップしていったという『アポロ&ポセイドン構想』。これで、ガソリン価格に一喜一憂することもなくなるかもしれませんね(笑)豊富にあるからと、驕るのではなく、広い視野でエコ、燃料問題を捉える事が、自分を他人を世界を守る事につながると思います。



宇宙全体の幸せなくして、個人の幸せはない



宮沢賢治の言葉で、法華経の教えです。自他共に、世界に優しいまなざしを向ければそう、難しくなく達成できる?と思っています。そしてアポロ&ポセイドン構想のような科学が後押ししてくれるのであれば、明るい未来が待っているように思えます☆



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