かてなちお ― 「まもる」をテーマに生活情報から防犯情報まで紹介します。

Top > いろいろな「色」??


皆様、ご機嫌如何ですか?閂屋の北野邦彦です。大型連休で心身ともにリフレッシュとなっていますか?あるいは、渋滞や大勢の人に囲まれ、苦労なさっているでしょうか?どちらにしても、お疲れ様です(笑) 私は三重県の天の岩戸に行ってきました。



日本の「名水100選」にも挙がっている所でして、日本の原風景といった佇まいで、鬱蒼と茂る森が落ち着きを与えてくれます。静かな森に水のせせらぎ、時折響くうぐいすの泣き声と、うっとりと佳き休日でした。木漏れ日と木々が織り成す陰影も素晴らしいですね~緑、茶土、透明な水が落ち着きを与えてくれているからでしょう。



青い街灯にすると犯罪が減る」という記事を読みました。奈良県、大阪府、宮崎県では実際に青い街頭を導入しているようで、犯罪の軽減に役立っているようです。今日は「」が与える心理的効果から、かてなちお的表現で、生活に役立ち安全、守るといった事に繋げてみようと思います。




イギリスの首都ロンドンにあるテムズ川にかかっている、ブラックファイヤー橋は名前のとおり真っ黒な橋で、自殺の名所になっていたことがありました。そんな汚名を返上するために、橋の色をパープルのラインが入った明るいグリーンに塗り替えてイメージチェンジをはかったところ、自殺者が激減したのだそうです。



また、我が国の第1号は、昨年6月に導入した奈良市秋篠台地区の住宅街。導入前の半年間に3件の空き巣と自販機荒らしがありましたが、導入後の1年間で被害はゼロになりました。



morishoji.jpg



この写真は 大阪市旭区の「森小路京かい道商店街」。昨秋、商店街で空き巣被害と自転車盗が相次でいました。「最近、物騒やな」と、歳末特売を話し合う会議の場で誰ともなくつぶやいた一言がきっかけ。商店会の義平信明会長が府警旭署に相談し、教えられたのが青色防犯灯。



色彩心理研究家の元永しずかさんによると青は「癒やしの色」。感情を静め、落ち着かせる効果がある。それを防犯対策に活用できないか?青色防犯灯はそんな発想に基づく試みです。



青色防犯灯の光は白色防犯灯より遠くに届く。だから通りの見通しはよくなります。しかし、犯罪抑止効果が科学的に証明されたわけではなく、本格的な検証はこれから。それでも義平会長は言い切る。



みんながあちこちでどんどん話題にしてくれる。地域の防犯意識はぐっと高まった。もう十分、効果はあがってまっせ



米国の都市、ニューヨーク。犯罪多発地域の商店街で「オペラ」を流し続けたところ、犯罪が殆ど皆無になったという話を聞いた事もあります。「音・色」には「波長」があるようで、目に見えない「心理的効果」があるようです。宇宙飛行士も船内で音楽を聴くのですが、ピアノといった管弦楽のカンキンと響く音が船体異常の音と同じで、緊張感を与えるそうです。では、どんな音が落ち着くかといえば、オペラといった人の出す音「」だそうです。



超新星爆発」は太陽のような恒星が惑星としての死を迎える際起こる現象とされていますが、様々なシュミレーションの結果、起こり得ないという結論に。ただし「音波」を加えると起こるという結果に。真空の宇宙で”音”は響かないのですが、真空でも響く音・・なんでしょう?(笑)今後、現在の科学とやや違った角度から眺める、丸みを帯びた科学が主流になるのでは?と思っています。



以前から「かてなちお」でお伝えしていますが、防犯は家庭個々にという「」で捉える防犯と、地域という「」で捉える防犯が揃って本当の効果があると主張しています。青色街灯そのものの抑止力も大事ですが、商店会の義平会長のおっしゃる「みなが話題にする」「地域の防犯意識が高まった」といった相乗効果にも、意義があると思えます。無関心から関心に変るだけでも、劇的な効果があるのは防犯に限った話ではありませんね(笑)素晴らしいと思います。



」を人が認識出来るのは赤、青といった色から出る「波長」を捉えるからです。どうもこの波長が人に落ち着きを与えたり、緊張したり、闘争心をかき立てられたりするようです。赤を基調とするサッカーチームの方が勝率が高いと言う話や、フィギアスケートで金メダルを獲っているスケーターの服は青色だといった話があります。なんでも、トリノ五輪で金に輝いた荒川静香さんもそれを聞いて青の服にしたそうです。



暖色とは黄系統の、太陽や火を連想させる暖かく感じさせる色。



寒色とはから青緑にかけての色で氷や水などを連想させる冷たく感じさせる色。



中性色とは紫系統の暖かさや冷たさを感じさせない色。



暖色は時間の回転を早くする役目ももっています。40分ほどしか授業をしていないのに「あ~、もう1時間も勉強したのかな...」と思ってしまいます。寒色は時間の回転を遅くする役目をもっています。会社で残業を1時間もした。でも「あれ?40分ぐらいしか仕事をしてないのでは...」と 感じてしまいます。暖色と寒色では心理的な温度の差が約3度あるという実験報告もあります。食事をする部屋が寒色系だったりすると非常に寒く感じてしまい、たとえ少し暖房を効かせたとしてもあまり効果はないようです。まさに「心理」ですね。



色の心理を意識して、仕事などの状況によって、ネクタイやスーツの色を選んでみるのも一つではないでしょうか?対人関係に与えたい「印象」を「」で表現は如何でしょか?初対面で相手に”切れる人”と印象を与えたい場合、寒色の衣服。”優しい人”と印象を与えたい場合、暖色の衣服”掴みどころの無い人”と印象を与えたい場合、中世色の衣服といった具合に(笑)



これも、防犯効果と同じで、お会いする相手がどんな人か?考え想像するのが「おもてなし」の第一歩。そういう”気遣い”に人は敏感です。きっと、感じ入って気分良くお互いに話が出来ると思います。



最後に面白いサイトを見つけましたので、皆様もお試しになってみては?「色彩心理 性格分析テスト」が出来ます。



http://www.true-c.com/color_test1.html



私?中性色で、捉えどころのない人物としておきます。「なんだ~こんな人だったのか~」とかてなちおを読んで下さっている皆様を失望させたくない、という私の「おもてなし」です。おまけに「色」のない凡人ですから(笑)



QRコード
QRコード