かてなちお ― 「まもる」をテーマに生活情報から防犯情報まで紹介します。

Top > 映像はスタイルを決めて!・・・(1)


皆様、ご機嫌如何ですか?閂屋の北野邦彦です。今月20日、SONNYから新型ウォークマンが発売となりました。接続機器を使う事で、TV番組を録画、再生出来る機能が付いたようです。”持ち運び”の原点を造った商品なので、健闘して頂きたいです。テレビとは?辞書によると・・



テレビジョン[television] ・・画像を電気信号に変換して送信し、受信側で受像管上に画像として再現するもの。また、その受信装置。



とあります。本来の意味からするとTVの形態が変化したのではなく、受信機が発展・多様化したというべきなのでしょうね。「情報配信」はより早く正確が理想です。20年前では、考えられなかった「映像」による情報配信。人類にとって革新的な技術発展だと思えます。



トム・クライシー原作を映画化した作品「トータル・フィアーズ(恐怖の連鎖)」。米国は巧みに偽ったテロリストの情報に踊らされ、ロシアからの核攻撃と判断し、全面核戦争を決断。CIA(情報局)に所属する主人公ジャック・ライアンの正確な情報と機知により、危機を避けるという話なのですが、劇中、ライアンがこう語ります。



僕の仕事は、決断を下す立場にいる人に、いち早く、正確な情報を届ける事ですhttp://www.amazon.co.jp/kannuki/dp/B00006G2P1/



我々も日常生活の中で、誰かの決済を待つのではなく、自分で決断を下す場面があります。情報量"と""が正しい決断につながるのですが、その一助となるであろう、ウォークマンのような新機器が我々の生活にどう結びつくか?をハード(機器)ソフト(情報)に分けて語ってみたいと思います。



携帯電話・・1706万台


■ ネット接続型テレビ・・807万台



■ カーナビ・・77万台



■ パソコン・・55万台



今のテレビの形を台数別に表記してみました。「ワンゼク携帯」が断トツです。この4つの中で一番”手軽”なのが理由でしょう。電車、バス等で携帯画面を見入っている人を見かけます。長時間移動の新幹線では、パソコンを使って映画等をご覧になっている方もよく見かけます。個人の欲しい情報を、時間を有益に使って得ているのですね。本当に便利な時代になりました(笑)



次世代DVD再生方式で東芝が撤退したのは、記憶に新しいです。7年間、メーカーはDVDディスク販売といった支援体制をとると語っていました。東芝よりマイクロソフトの方が痛手が大きいと思えますね~ 余談ですが、世界で売れに売れまくっているiポッド。当初日本では出遅れていたのですが、これはMD(ミニ・ディスク)の普及が影響しています。http://www.mimamori.net/service/03.htmlこんなものもありますが(笑)



MDを販売したのは日本だけ。ご存知でしたか?最新機器に弱い日本人らいし話ですね。私も持っていますが(笑)メーカーは今後「7年」の保障と語ります。無責任に感じられる方もいらっしゃたと思います。何故7年なのでしょうか?



7年間”で再生装置が大きく変わると予想されたからです。”DVD”という記憶媒体自体が”過渡期”のモノという事らしいのです。MDとiPodの違いは、情報(ソフト)をディスクでメディア(記録媒体)に取り込む方式ではなく、内蔵のハードディスクに取り込む方式です。つまり、将来は殆どの再生装置はハードディスク内蔵型に変わると、予想されています。こうなると、再生装置をどの時期に買うのか?が購入者の悩みとなるでしょう(笑)



ハードディスクビデオに入っている映像等、情報を、持ち歩き出来る再生装置に”オト”して移動中に再生。カーナビ等で同じ事をされている方が多々いらっしゃるでしょうが、ハードディスクの容量が飛躍的に大きくなるため、余程のマニアの方でない限り、再生機器、一台でほとんど全てをまかなえるようになるという事でしょう。



ネット接続型テレビパソコンは「境目」が無くなってきてます。松下、ソニー、シャープ、東芝、日立が共同で「アクテビラ」というテレビリモコンのボタンを押し、買い物、料理レシピ等の情報配信を無料で受けれるサービスを展開しています。リビングに”居ながら”にして欲しい情報にすぐアクセスといったところでしょうね。これも、大変便利です。7時を待って天気予報なんて必要がなくなるのですから(笑)



こうした機器に「防犯装置」も合体していくでしょう。リビングのTV、携帯等でリモコン操作で屋外を監視!といった「システム」の登場です。遠隔操作で住居と離れたオフィス、店舗をいつでも”映像”で見れる、もしくは、センサー等に反応した際”お知らせ”してくれるといった。現状でもこうした商品はあります。「守衛さん」といいます。携帯を使って、画像、警報配信が出来るシステムです。「閂屋」でも取り扱っていますので、よろしくお願い致します(笑)



http://www.n-sk.jp/
shuei-san.jpg



こうした形にハードが進化した理由は「居ながらにして」という「便利さ」の追求から生まれ、それを可能にする技術が追いついたからです。特にネットの普及と共に「意識」が変わったといえます。パソコンを使ってネットにアクセスすれば、時間、場所を問わず欲しい情報が得れる。これが「革新的」な事なのです。



TVは視聴者を”拘束”します。例えば、木曜日の9時から始まるドラマを観たい場合、ビデオで録画するという手段もありますが、木曜9時という時間にTVの前に”居なければならない”わけです。「サービス」という観点では「不便」さを強要しています。「CM」もどちらかというと”めんどくさい”サービスです。





有料化」する事でCMは無く、見たい時間にアクセスすればいつでも木曜9時のドラマが見れるとなると、どちらを選ぶか?といった「ソフト」が更に身近になってきます。また、映画等はレンタル店に”行かねばならない”不便さもあります。これが配信サービスなら”行く”必要がなくなります。店側も店舗を置く必要がないためレンタル料を下げ、視聴者にとってもメリットがあるわけです。こりゃ、いい話ですね~☆



視聴者は拘束、不便さから開放され益々、便利になります。TVといった一方的な配信から視聴者が配信先を”選ぶ”時代に突入します。そして「単位」は「家族」ではなく「個人」へと移行します。次は「配信=ソフト」がどう変わるか?また、それによって我々の生活にどう影響するか?を語ってみたいと思います。





かてなちお」は「守る」を基本としています。時折、あまりに「便利」な事は損失を招くと語っていますが、「ネッ」にはこうした要素が多々あります。その話にも触れてみたいと思っています・・・(続く)



QRコード
QRコード