かてなちお ― 「まもる」をテーマに生活情報から防犯情報まで紹介します。

Top > 「きぼう」の光が世を照らす


皆様、ご機嫌如何ですか?閂屋の北野邦彦です。本年度3月11日に米フロリダ州、ケネディ宇宙センターから土井隆雄さんら7人が搭乗したスペースシャトル「エンデバー」が打ち上げられました。エンデバーは際宇宙ステーション(ISS)に建設される日本実験棟「きぼう」の第一便を搭載。う~ん、まさに”きぼう”に溢れた未来!という感じです。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8D%E3%81%BC%E3%81%86



 私自身「宇宙戦艦ヤマト」で航海を「銀河鉄道999」で旅を始め「2001年宇宙の旅」に出会い、小学生の時、現実の宇宙開発「スペースシャトル」打ち上げを眠い目を擦りながらTV中継を観ていました。今も「ムーンライトマイル」に夢中ですが(笑) こうした「宇宙」にまつわる科学技術の発展を眺めてきただけに、感無量です。今日は空高く宇宙で行われている実験と、我々の生活を「守る」という事にどう関りがあるのか?を語ってみたいと思います。
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最先端の化学実験を何故おこなうのか?といえば「発展」に貢献するためでしょう。今までのところ、それほど我々自身の生活にまで影響を及ぼす、発見や利器の開発には到っていませんが、ISS(国際宇宙ステーション)建造をもって大きく展開が変わると予想されます。ISS建造の利点と発展とはどんなものかを纏めてみます。
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■ 利点



 ISSは「有人」です。無人ロケットや衛星では不可能な、細かい作業が可能となります。”国際”と名前がついていますが、宇宙での活動ノウハウは米国が断然優れています。”共同作業”する事により、米国の蓄積された経験・技術を直接学ぶ事び、参加各国で経験・技術の共有。そして、実験等、様々な可能性への追及と画期的かつ斬新なアイディアがうまれます。



 ■ 発展



重力がほとんど存在しない「微小重力」という環境を活かした、新材料の実験・開発が可能です。微小重力下では、重さや比重の違いで物質が移動したり分離したりせず均一に混ざり、また容器の影響も受けずに物質の性質を調べることもできるので、より精密な実験結果が期待できます。



日本は、特にタンパク質に注目し、宇宙環境を利用した「高品質タンパク質結晶生成プロジェクト」を実施しています。生物を構成するタンパク質はその機能と構造の解析が注目されている物質で、病気治療のため分子レベルに基づいた薬剤設計に使われます。高精度の解析には、単一の分子からなる結晶が必要ですが、宇宙ではこうした良質な結晶が得られ、病気の解明や医薬品の開発が期待できます。



また、微小重力環境を利用した多様な生物の適応能力を調べる研究も考えられています。これは将来われわれが宇宙に進出するための基礎研究で水棲生物や小動物の飼育実験を行って発生・成長・世代交代などを通して、宇宙環境がおよぼす影響も調べます。



さらに、「国際宇宙ステーション」から地球の表面の約85%を観測できるため地表や海面、大気の様子を観察。一度に広い範囲を調べて、深刻化している環境問題の解決を目指します。



 どうでしょう?かなり「現実味」を帯びた実験が行われます。



形状記憶合金」というのがあります。曲がっていても電流や水に濡らす事で元の形に戻る金属です。例えば、車等に宇宙で開発された新素材を使えば、車体が傷付いたり凹んだりしても、水に濡れれば元通り!なんていう素材が開発されるかもしれません。



 軽く剛性の強い素材により、燃費が飛躍的に向上すれば、個人の財布にも、環境にも配慮される事になります。また、宇宙で開発された”新薬”により「」も治療可能になるかもしれません。「かてなちお」でも時折取り上げている、自然災害の情報通信にも大きく貢献する事で、より多くの人命を救う事にもつながるでしょう。かなり、期待できる実験・開発が目白押しです(笑)



個人的な意見ですが、昨今、特に子供と話をしている時に感じるのですが、彼等は”未来”にあまり希望を抱いていない感じがします。顕著なのは「無関心」と「諦め」でしょうか?”得る”事で何かが変わる、学ぶ事で明日が拓くと感じられるのであれば、関心を抱くでしょう。反復の連続が上達をうみ、精神を鍛え、更なる可能性への追求、応用力が備わります。



 「」を信じれる心があるから可能なのですが、不安だらけで信用出来ないという気持ちが勝るのであれば、簡単に諦めるでしょう。多くの社会不安・不信がそうさせているのでしょうか?もっとも、若いうちから、自分を「」にはめるのは精神に良くないですが・・・



冒頭でヤマト等々書いていますが、私が子供の頃は荒唐無稽ですが「未来」を感じれる作品が沢山ありました。社会も右肩上がりに上昇を続け未来を信じる事が出来ました。”信じたモノ”の頂点に「バブル」があり、現在、自然・人間環境等、多くのモノを失ったのも事実です。反省すべきは反省し、取り戻せるモノは取り戻す努力をせねばならないでしょう、次世代の未来のために。「大人」として我々、一人一人が少しでも考え、行動しないといけないと思います。



私の幼い頃は「」でしかなかった宇宙開発は現実のものとして、着実に成長、成果をあげています。こうした研究・開発から確かで明るい「未来」を体感できるものが続出すれば、多くの人に「希望」を与え、社会に希望の灯火を照らすのではないでしょうか?そうした”願い”から「きぼう」と名付けられたと想像します。



 ISSから、有人火星飛行を目指しているようです。おそらく、火星では更に驚愕の科学技術や歴史的新発見が続出するでしょう。今日を明日へつなげる力、活力がます事で、「自他」を鑑みれる精神的余裕を人々がもち、新たな人類の発展に「きぼう」が寄与してくれる事を、心から願っています。いやはや、未来があるな~☆



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