かてなちお ― 「まもる」をテーマに生活情報から防犯情報まで紹介します。

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皆様、ご機嫌如何ですか?
閂屋の北野邦彦です。最近、寒いですね?二月らしい!といえばそうなのですが、夏は猛暑で、冬は厳冬。経済が猫の目のように不安定なので、世の中の多くが一定の方向をもたず、慌しい感じがします。

こんな時は、どうすればいいのでしょうか?
私は「歴史」に答えを求めています。人の一生、せいぜい80年程度。日本史だけで、約1800年あります。そこに登場する事件、人物は数多。ようするにこれほどのデーターベースはないわけで、歴史が分かれば多くの世の「事象」が紐解けるのではないでしょうか?生活を守るという意味でもこれ程の教材もないでしょう。「原点」を知る事は、解決の糸口ですから・・・

神奈川県教育委員会は14日、学習指導要領で選択科目となっている日本史を全県立高校152校で必修にすると発表しました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080214-OYT1T00557.htm?from=top
この記事をうけて「かてなちお視点」で語ってみたいと思います。

記事の中から、いくつか拾ってみると

①高校の学習指導要領は「地理歴史」の教科で世界史を必修とし、日本史と地理を選択科目としている。

②神奈川県教委の計画では世界史のほか〈1〉日本史を履修する
〈2〉地理と新設2科目を学ぶ――のいずれかを生徒が選ぶ。

③神奈川県では、県立高校生徒の約3割が日本史を学習せずに卒業することになる。
 このため、県教委は「国際化が進む中、自国の歴史や文化を深く理解する学習が必要」。

④引地孝一・神奈川県教育長は「日本が米国と戦争したことさえ知らない若者がいる。
 高校生という物事を深く考えられる多感な時期に、日本の歴史や文化を見つめ直してほしい」 と話している。

①、②が方向性で③、④が理由となっています。私は、当たり前の事だと思える内容ですが、新学習要領としてこう語る以上、普遍的ではない。つまり「常識」とはなっていないと考えられます。道理で、若者と話が合わない私がいる訳だと納得しました(笑)

水と平和は空気のごとしmizutoheiwa.jpg

山本七平氏こと”イザヤ・ベンダミン”氏が日本について語った、的を得た言葉であり日本人にとって常識過ぎて、言葉の意味と意義が分からない程ではないか?と思えます。そして、日本を一歩出ると、この言葉がいかに”非常識”か?海外に住まれた方、世界史を学んだ方には理解出来ると思えます。

こういった日本の常識が何故うまれ、日本外では何故非常識とされるのかを知るには歴史を知る以外にありません。何故、地球が回るのか?これを知らなくても生活できますし、生きていけます。歴史も同じで、日本と米国が戦争した事を知らなくても同じです(笑) では、何故私はそう考えないのか?を説明したいと思います。

前々回に挙げた冷凍餃子問題を含めた東アジア問題(中国、北朝鮮、韓国)等々、多くの報道があります。そして、冷凍餃子のように直接生活に結び付くモノもあれば、外交問題といった直接かどうかは市民には理解出来ない問題に分かれると考えがちですが、全ては繋がるようになっているのです。何故なら、政治家が行動する場合、行動の源泉は”税金”によって賄われているからです。

小野田寛郎さんは、太平洋戦争に従軍され上官の指令によりフィリピンのジャングルに潜伏し戦後29年目に説得に応じて帰国されました。一回の説得に応じて帰国されたのではありません。一度は小野田さんのご両親が現地に赴き説得しましたが、失敗しました。この時小野田さんのご両親はこう語っています。

「これ以上、税金を使って息子を探すのは皆様(日本国民)に申し訳ない」

昭和初期までと、それ以降の「」の価値観が分かる重要な言葉ですが、なににつけ我々の血税をもってなされているという意味です。

「靖国問題」。これ程、東アジア諸国を刺激し中国、韓国で暴動が起こる程の事なのかを日本人は理解していませんし、トンデモナイ暴論だと分からないでしょう。そうです、日本、中国、韓国の歴史を知らないからです。この三国、同じ考えを持っているかのように語られがちですが、そうではないから論議になると考えられます。

歴史は悠久の時間を掛けて築き、民族固有の考え方を構築します。それ自体には善悪はないのですが、それを理解した上で話をしないと、思わぬ方向に歴史が動く事があります。不思議と世の中が豊かで情報に溢れている時代ほど、ちょっとした切っ掛けで、世論が動き、一気に不幸な歴史を辿り、奈落の底に至るという事態になります。

何事もそうかも知れませんが、関係ない、知らないでは気付かない内に多くの人にとって不幸にしかならない方向に”進まされる”という事態になるという事です。そうならないために、我々自身の生活、財産を守るために歴史を知る必要があると考えています。

守る」という観点から「水と平和は空気のごとし」はかけ離れた発想といえます。私は素晴らしい考えと思えるのですが、何故、そう考えるに到ったか?これには、多くの段階があったのですが原点は聖徳太子です。次回から歴史を追って語ってみたいと思います。

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