かてなちお ― 「まもる」をテーマに生活情報から防犯情報まで紹介します。

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みなさん、こんにちは。
閂屋スタッフの長谷川あゆみです。

稲刈りが終わって
田んぼは丸裸になりました。
でも、近所のプラタナスの並木道が
黄色く色づき初めています。

そんな秋の色彩は見る目を楽しませてくれます。
しかし、日本の裏側にある南米ブラジルでは
緑の森林が黄色い大豆畑へと姿を変えています。

「ブラジル・アマゾンの熱帯雨林に
大豆畑が拡がっている」

ちょっとイメージしにくいかもしれませんが、
今やブラジルはアメリカに次ぐ
大豆輸出国になっています。

日本の食卓に上る食品のなかには
豆腐、納豆、みそ汁、しょうゆなど
大豆製品は欠かせません。

国産大豆は全体量の約5パーセントだけなので、
ほとんどは輸入に頼っています。
ということは、よほど気をつかわないと
毎日、食べている大豆製品の原材料は
外国産だということになります。

ブラジルでの大豆生産量は6千万トンで
世界第2位になりました。
この10年で2倍以上になったそうです。

その大きな要因は、
かつて大豆輸出国だった中国が
90年代から輸入国になったことです。
今ではブラジル大豆の約20パーセントが
中国の巨大な胃袋に向かっています。

その私たちの胃袋を満たすために
アマゾンの森林は伐採されているのです。

木がまず切り倒される。
そこに牧畜業者が入り込んで
肉牛が草を貪る。
牧草が生えなくなると、肥料を入れて大豆畑にする。
こんな繰り返しで消えた森林は
30年間で66万平方キロ。
日本の面積の約2倍にも及びます。

私たちの毎日の食事の裏側に
自然を破壊している現実があったのです。

アマゾン.jpg

食欲の秋。
人間の胃袋に飲み込まれるアマゾンの森林。
私たちは地球を食い物にして
どこへいこうとしているのでしょうか?

国内の食料自給率を上げて体力をつけて
本当の美しい国になりたいものです。

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