かてなちお ― 「まもる」をテーマに生活情報から防犯情報まで紹介します。

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みなさん、こんにちは。
閂屋スタッフの長谷川あゆみです。

稲の刈り入れがはじまって
秋真っ盛りですね。
秋といえば、味覚の秋。
美味しいものがたくさんあって
毎日おなかいっぱい…。

どうして秋になると食欲が増すのでしょう?
実はコレ、人間の本能なのです。
私たち人間は恒温動物です。
暑い夏も寒い冬も体温は
37度前後に保たれています。
それは、体内で熱を作り出し
余分な熱を外に逃がす機能を持っているからです。
そのおかげで常に身体を動かすことができるのです。

ありがたい反面、体温を維持するために
多くのエネルギーが必要となります。
つまり、燃費が非常に悪い生き物なのです。

ヘビのような変温動物なら
タマゴをひとつ食べれば
一週間は何も食べなくても
生きていけます。
しかし、人間には無理です。

そして、これから寒い冬がやってきます。
私たちの身体は寒さに耐えられるように
身体にエネルギーを蓄えます。
その保存倉庫がみなさんの気になる脂肪です。

秋になって涼しくなると
身体の方は冬支度を始めます。
だから秋に食欲が旺盛になるのです。

太るのがイヤだからといって
秋にダイエットしても
あまり成功はしません。
本能には勝てないのです。

また逆に秋に痩せると
風邪をひきやすくなったりして
冬に苦痛を味わうことにもなります。
昔は「秋痩せは命とり」とも言われていました。

食欲のままに食べ過ぎると
メタボリックにもなりかねませんが、
味覚を楽しんでも腹八分目で。
冬を乗り切る力を蓄えましょう!
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