6月1日の夜から10日の夜まで
「内惑星ウィーク」なのです。
内惑星というのは、惑星の軌道が地球より内側、
つまり太陽に近い側にある惑星のことです。
水、金、地、火、木…なので
水星と金星が内惑星ということになりますね。
金星は宵の明星といわれるように
日没してからひときわ輝く惑星なので、
みなさんも度々目にしていると思います。
しかし、水星は見えるチャンスが少ないのです。
地動説で有名な天文学者・コペルニクスも
生涯水星を見たことがなかったほどなのです。
それが、内惑星ウィークの明日の夜からは
水星と金星が同時に見られるそうです。
そして、夜9時以降には土星や木星、
さらに夜半過ぎまで待つと、
火星、天王星、海王星も姿を現すそうです。
天体望遠鏡や双眼鏡があれば、
惑星のパレード観察ができるチャンスです。
なにか、運命を感じますね!
国立天文台ではキャンペーンをしていて
みなさんが携帯カメラなどで撮影した
観察結果を報告するページが公開されるそうです。。
観測条件や詳しい情報は、
国立天文台「内惑星ウィーク」キャンペーンページで
確認してみてください。
この機会に惑星観測なんていかがでしょう?
良いお天気に恵まれて、
黄砂が吹かないように祈ります。