かてなちお ― 「まもる」をテーマに生活情報から防犯情報まで紹介します。

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みなさん、こんにちは。
閂屋スタッフの長谷川あゆみです。

なんだか、みなさんダイエットにお励みのようで、
スーパーにいつもある、ある食品がない。

私は「健康番組」というたぐいのモノを
ほとんど見ません。
だって…データーがあまりにもズサンなんだもの。
学者さんのねつ造にはお怒りになるっていうのに。

データーというのは、マジックと同じで
見せ方次第で、いくらでも
いいように見せることができます。
そこにはトリックが潜んでいるかもしれません。
それに、だまされていては
本当の健康など手にはいりません。

実は私、工学部の出身です。
だから、データーの見方にはちょっとウルサイのです。
健康番組で、よく見かける「実験」や「検証」
これにはちょっと疑問を感じています。

実験にまつわる悩みのタネは
「個体差」「再現性」
これが、上手くいかないと
いくら実験してもなんにもなりません。

「個体差」というのは、個々の性質のバラツキ。
人間に関していえば、個人の生活環境や食生活は
バラバラです。
これを揃えようとすると、どこかへ監禁して
実験しないといけません。
同じような生活環境の人間なんて…
家族でもあり得ない。

「個体差」をできるだけ無くそうと思えば、
サンプルの数を増やすという方法があります。
それは、少なくても100。
理想は1000サンプルくらいを
対象にしないと正しいデーターなど得られません。

そして、「個体差」の問題がクリアーされたら、
「再現性」が問われます。
もう一度、同じことをして同じ結果が得られるか?
それをクリアーして、はじめてデーターとして
認められるのです。

はぁ、データーを取るのってタイヘンでしょ?
それを1週間くらいで、
しかも10人くらいのデーターを取り上げて
「痩せる」とか言うのはいかがなものでしょう。
それに…私が引っかかるのは、
「良い結果」がでた10人だけを紹介すれば…。
テレビ的には効果バツグン!

科学のことをちょっと知っている人間がすれば、
データーの改ざんなんて
お茶の子サイサイ♪

それに…よく考えてください。
今までいろんなブームがありましたが、
それで成功した人がどれくらいいるのでしょう?
「今までよりスゴイ!」といわれるものが
巷にはあふれていますが、
それを実感したことがありますか?

健康になりたいのであれば、
まずは、あなた自身の生活習慣を
振り返ってみてください。


ちなみに、納豆はパックのまま冷凍庫に
入れて保存できます。
食べたいときに解凍すれば
いつでもお茶の間にだせるんですよ♪
…ま、うちの納豆のストックが無くなったので
買い出しにでかけたらひとつもなくて。
それで、ご立腹している長谷川でした(笑)。
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